地方と都心では、情報に対する意識の差が歴然とある

昨日は、「ひろセミ」の第一回目となるセミナーが開催されました。
定価5000円で14名の集客。満席の状態で16席のため、ほぼ満席となりました。来週の10日にもWEBセミナーが控えています。また、来月もすでに2つのセミナーが決まっており、両方とも10000円コースです。

広島という土地は、たぶん、地方は概してそうかもしれませんが、セミナーの受講料が安価です。私が長野にいたころ、東京へよくビジネス系セミナーに足を運んでいた時期があります。交通費往復1.5万円、セミナー料金も3万円以上でした。私は1万円以下のセミナーを受講した経験がなく、万単位がセミナーの相場なのだと思っていたほどです。

それがそれが、広島に移住してその概念は壊れました。1000円や2000円のセミナーが普通にあるのです。
先日もあるセミナー案内を見ていて驚きました。書籍を十数冊出版しているコンサルタントのセミナーが3000円で提供されているのです。行政の主催なら分かりますが、民間企業が主催です。おそらく、主催者もそれぐらいの価格でないと集まらないと踏んでのことでしょう。驚いたのはそれだけではありません。なんと、セミナー後に催される懇親会費のほうが高い料金になっていました。わけがわかりません。なぜセミナーより懇親会費のほうが高いのでしょう。だが、これが地方の相場なのです。これを見た時に、驚きだけではなく、なんともいえない、やるせなさも込み上げてきました。
なんでしょう、都心と地方では、情報への貧欲さに明らかな開きがあります。ある人に「広島じゃ、5000円以上するセミナーは人がよう集まらんよ」と言われました。その感覚はおそらく間違いではないでしょう。だが、私はそれを聞き、高額で人を集めたくなりました。
ひろセミをしている理由の一つに、情報に対する意識を高めていきたい、啓発していきたいという狙いもあります。情報に対する意識が低いようでは、知識やノウハウを提供する商いが、広島では根付いていきません。
やってみる価値はきっとある。私の冒険が今始まったのです。